一人ひとりの成長意欲が、
企業の繁栄につながっていく
住宅資材の総合商社としての成長の歩み
今から63年前、創業者が小平の地で青竹販売を始めたことから、当社の歴史はスタートしました。以降、日本間の床柱に用いる銘木を扱うようになり、従業員も増え始め、当時注目されていた新建材、さらには住宅設備機器、サッシへと事業の幅を広げています。現在では住宅資材におけるほとんどの商品を取り扱う会社へと成長しました。そして今、私たちの業界は大きな節目を迎えています。
これまで当社は東京・神奈川・埼玉を商圏とし、本業のみに注力して事業の多角化には一切目を向けてはきませんでした。幸いにも、この1都2県は大きなマーケットです。長きにわたってお客様との信頼関係を積み重ねることで、1年たりとも赤字を出すことなく順調かつ地道に成長してこられたと言えるでしょう。
新たな商流へのチャレンジは、既に始まっている
しかし戸建住宅市場は成熟期にあり、今後は住宅着工件数の減少が確実な情勢となっています。そこで当社では新たな商流として「非住宅市場」への事業拡大を図り、数年前から下地固めに取り組んできました。ここで言う「非住宅」とは戸建住宅以外のビルやマンションであり、当社にとっての新たなお客様は大手マンション管理会社、大手不動産会社といった方々になるでしょう。
そうした新たな商流の構築にあたり、大きなチカラとなるのが63年にわたり培ってきたコバヤシならではのノウハウです。たとえばタワーマンションの高層階でのリフォームとなると、エレベーターはおろか、階段でも運ぶことが至難な商品は少なくなく、多くの会社は躊躇を余儀なくされるのではないでしょうか。しかしコバヤシなら数え切れない搬入ノウハウがありますから、幾通りもの提案が行えます。これはほんの一例ですが、当社の有する高度なスキルは非住宅に用いられる様々な住宅資材に関しても大いに活用でき、これからの当社を支えていく太い軸となることでしょう。
目指すのは、企業が繁栄し続けること
今から18年前、私は先代の後を継ぎ社長に就任しました。以来、私が最も重視しているのが「企業が繁栄し続けること」です。これは私の経営者としてのモットーでもあります。では、どうすれば企業は繁栄し続けられるのか。それは「個人の成長」と「組織の成長」を継続することに尽きると、私は考えています。
「会社の目的」を理解し、個人が成長し続ければ、部門単位や拠点単位でも成長し、ひいては組織そのものも成長し続けられるでしょう。それが企業全体の繁栄を継続させていくことだと私は考えています。
成長意欲を大いに発揮してもらいたい
これから何十年も続く社会人としての人生を考えた時、少しずつ成長しながら目標に近づいていく、常にそう感じられることはとても幸せですし、充実した日々になると思います。仕事は今後の人生の大半を占めるわけですから、そこが充実しなければ人生そのものも味気ないものになってしまいかねません。つきつめれば本人の成長したい気持ちが大切であり、その気概はやがて皆さんの大きな武器になっていくはずです。
これから入社するフレッシュな皆さんが、成長に伴い「こういうことにチャレンジしたい」といった意見を出し、軌道に乗る可能性が高ければ、企業内起業や子会社化といった展開も夢ではなくなるでしょう。皆さんの成長意欲が、企業の繁栄への大きな源となるのです。
コバヤシはまだまだ発展途上であり、私も、皆さんも、社員も、組織も、成長し続けられる会社でありたいと願っています。
会社概要
- 社名
- 株式会社コバヤシ
- 創立
- 昭和34年4月1日
- 本社所在地
- 〒187-8558 東京都小平市喜平町1-10-7
- 代表取締役
- 池田 昭義
- 資本金
- 80,000,000円
- 事業内容
- 住宅構造材・外壁材、住設機器、住宅システム機器、住宅内装部材、サッシ・エクステリアの販売、施工、(株)住宅あんしん保証取次店